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大学関係者はもちろん、「共創」に関心のあるさまざまな業種・分野の方の参加をお待ちしております。

 

1. テーマ「共創のからくり」

共創はどのようにして可能になるのでしょうか?第3回年次大会では、共創の「からくり」(仕掛け、仕組み)に関する議論を展開したいと考えています。

たとえば、文楽人形の所作は一人の人間のように見えますが、それを支えているのは、3人の人形遣いによる異なる動きの共創です。また無造作に生えているように見える自然林も、それぞれの樹木が相互にコミュニケーションしながら共創していると思わせる痕跡があります。本大会では、こうした共創のからくりについて考えていきます。

しかし、いずれの場合も忘れてはならないのは、共創は「中動的」に行われているという点です。人形を操る一人の人間、林の中の一本の木は、決してメカニズムの一端を受動的に担っているのではなく、環境との関わりにおいて主体的に動いています。つまり、共創のからくりを考える際には、からくりを支えているものどうしが共創するという視点や、それを取り巻く環境が共創を可能にしているという視点にも注目する必要があります。

本大会では、こうした共創のからくりがもつ多義性にも焦点をあて、学際的に議論していきたいと考えています。

 

2.大会スケジュール

*以下は2019年6月24日時点のものです。時間は変更される可能性があります。

◆前日 2019年12月13日(金)

13:30-17:30 ⓪プレイベント「共創探訪 in 九州大学大橋キャンパス(仮)」

 

◆第1日 2019年12月14日(土)

13:00-13:10 開会の辞
13:10-14:40 ①トークセッション「共創学の射程—『共創学』創刊を記念して」(多次元デザイン実験棟ホール)
15:00-18:00 ②ダイアローグ「芸術工学×共創—共創のからくり」(多次元デザイン実験棟ホール)
18:30-20:30 懇親会(デザインコモン1F)

 

第2日 2019年12月15日(日)

9:30-12:00 ③口頭発表
13:00-15:30 ④インタラクティブ発表
15:50-17:20 ⑤ラウンドテーブル「共創のからくり――デザインの視点からの再考
17:20-17:30 閉会の辞

 

3. 特別企画詳細

①トークセッション「共創学の射程—『共創学』創刊を記念して」

冒頭の本セッションでは、共創学会会長の三輪敬之氏と『共創学』編集委員長の郡司ペギオ幸夫氏から、「共創とは何か」、「共創学とはどんな学問なのか」について話を伺います。それを受けて、地域づくりや福祉事業に携わっているNPO法人ドネルモ代表理事の山内泰氏から、共創学の可能性や課題についてコメントいただきます。

郡司ペギオ幸夫

 

  • 三輪敬之(共創学会会長、早稲田大学名誉教授)
    • プロフィール:ドネルモでは、超高齢社会を見据え、学び合いの場づくりや社会のしくみづくりに、ふくしごとでは、障がいのある人と社会の豊かなつながりを生み出すしごとづくりに取り組む。また、大牟田未来共創センターでは、大牟田の認知症ケアで培われたパーソンセンタードという人間観に根差し、行政と民間の新しい関係を構築しながら、まちづくり(福祉・産業・教育等領域横断的アプローチ)に取り組んでいる。芸術工学博士(専門は美学)。九州大学非常勤講師。著書に「挫折のデザイン~パーソンセンタードにおける新しい主体性~」(古賀徹編『デザインに哲学は必要か』所収)。講演に「デートに誘うテクノロジー:パーソンセンタードの美学」(情報処理学会第181回ヒューマンコンピュータインタラクション研究会招待講演、2019)など。
  • 司会:中村美亜(大会実行委員長、九州大学大学院芸術工学研究院准教授)

 

②ダイアローグ「芸術工学×共創――共創のからくり」

異なる切り口から芸術工学に迫る5名の登壇者による短いプレゼンによる導入の後、小グループで共創について語らいます。小グループでの対話はフルーツバスケットのようにメンバーを変えながら何セットか重ね、最後に冒頭のプレゼンへのフィードバックを会場全体で共有します。セッションを通じて潜む「からくり」は・・・。

 

  • 伊藤浩史(九州大学大学院芸術工学研究院准教授/時間生物学)
  • 上岡玲子(九州大学大学院芸術工学研究院准教授/バーチャルリアリティ・ウェアラブルコンピュータ)
  • 城一裕(九州大学大学院芸術工学研究院准教授/メディアアート)
  • 知足美加子(九州大学大学院芸術工学研究院准教授/彫刻)
  • 松前あかね(九州大学大学院芸術工学研究院准教授/ソーシャルデザイン)

 

③ラウンドテーブル「共創のからくり――デザインの視点からの再考」

年次大会最後のプログラムとしてラウンドテーブルを実施し、特別企画、口頭発表、インタラクティブ発表の内容を共有し、そこから新たな議論を引き出す機会を設けます。各セッションの内容を登壇者に短時間で報告をしていただき、会場全体で情報を共有します。そして今回のテーマであるをデザインの視点から議論していきます。

 

4.口頭発表・インタラクティブ発表の申し込み

1)発表条件

  • 発表者のうち1名以上は学会員であることが条件です。発表申し込みの際には、学会員の名前と会員番号を入力してください。
  • 発表予定者に学会員が含まれていない場合は、一週間以内に会員の申し込みをおこなってください。

2)発表形式

  • 発表形式は以下の2通りがあり、どちらかを選択して申し込みます。

③口頭発表:大勢の参加者を対象にスライド等を利用して発表する形式(発表15分・質疑応答10分)
… 今回の大会では、複数の発表が並行して行われる予定です。

④インタラクティブ発表:ブース(パネル等を用意)で少人数を対象に対話的に発表する形式(1セッション75分程度)
… 今回の大会では、最初に3分程度のフラッシュトークをしていただく予定です。

  • インタラクティブ発表において、広い場所、大きな音を出すなど、配慮が必要な場合は申し込み時に備考に記載ください。
  • プログラム委員会でアブストラクトを検討し、発表形式の変更をお願いする場合がございます。その希望についても申し込み時にご記載ください。

3)申し込み内容

  • 発表希望者は申し込み時に発表形式、タイトル、アブストラクト(300字)を提出していただきます。
  • 発表内容は自由ですが、本大会のテーマ「共創のからくり」に関連したもの、あるいは言及のあるものを奨励します。
  • 共創学会は、さまざまな分野の研究者や実践家が集う場です。アブストラクトには他分野の人にも理解できるわかりやすい言葉で、研究の背景・目的・意義もご説明ください。発表の際にも、この点をご配慮いただくようお願いします。
  • 申し込みの際には,以下の〈例〉を参考にキーワード5つを記述ください。〈例〉に無い場合には自由に記述ください。「対象」「分野」「方法」のそれぞれのカテゴリーから1つ以上を記述することが望ましいですが、難しい場合は,これにとらわれる必要はありません。

 【例】

    1. 対象:表現,コミュニケーション,ファシリテーション,コミュニティ,デザイン,計測,調査,分析,製作,マイノリティ/マジョリティなど
    2. 分野:社会,生活,科学,技術,アート,言語,心理,ケア,法,行政,教育,スポーツ,医療など
    3. 方法:量的研究,質的研究,理論研究,臨床研究,実践研究,開発研究など

4)申し込み方法

発表申し込み締め切り:9月2日(月)正午

発表の申し込み

 

5. 今後の予定

事項 時期
発表申込〆切  9月2日(月)正午
予稿〆切  10月下旬
参加申込開始  10月初旬
事前参加申込〆切  11月中旬

 

6. 実行委員会

  • 実行委員長:中村美亜(九州大学)
  • 副実行委員長:長津結一郎(九州大学)、松前あかね(九州大学)
  • アドバイザー:三輪敬之(早稲田大学)、郡司ペギオ幸夫(早稲田大学)、西洋子(東洋英和女学院大学)
  • 特別企画担当委員:中村、長津、松前、藤原旅人(九州大学)
  • 公募発表担当委員:中村、長津、松前、笹井一人(茨城大学)、石井裕之(早稲田大学)
  • ウェブ広報委員:三輪洋靖(産業技術総合研究所)、藤原
  • 予稿委員:植野貴志子(東京都市大学)、藤井慶輔(名古屋大学)
  • 財務委員(懇親会・昼食を含む):松前、村中亜弥(みんなのダンスフィールド)
  • 運営委員:長津、藤原、村谷つかさ(九州大学)、張彦芳(九州大学)、宮本聡(九州大学)

 

7. 問い合わせ先

共創学会第3回年次大会 事務局
sfcc2019_info[at]nihon-kyousou.jp
※[at]を半角の@に変えてください。