役員

会長

三輪 敬之 Yoshiyuki Miwa

早稲田大学 名誉教授

<専門分野>共創学

<プロフィール>1976年早稲田大学大学院理工学研究科博士課程単位取得退学。同大学助手、講師、助教授を経て、1986年理工学部教授、2007年より創造理工学部教授。 2009年から5年間,総合機械工学もの・ひと・こと研究所所長を兼任。工学博士。日本機械学会フェロー、日本ロボット学会、ヒューマンインタフェース学会などの理事を歴任。 Moèt-Henessy最優秀科学賞(仏)、ヒューマンインタフェース学会論文賞などを受賞。2010年ジェノバにて、Shadow AwarenessⅡ(Dual2010)を上演、総指揮をとる。2012年より被災地で身体表現WSを実施。 共著書に『場と共創』(NTT出版)他。

<メッセージ>今、ここに必要なこと、それは共創です。共創の表現は、信頼し合える関係のなかに、ともに存在しているという安心感や自分の居場所があるという感覚を生み出します。 共創する私、共創する教育、共創する技術、共創するコミュニティ、共創する社会、さらには共創する文化を我が国から世界に発信していきませんか。子どもたちのためにも、共創を形にしていきましょう。

副会長

桑原 知子 Tomoko Kuwabara

京都大学 名誉教授 / 放送大学 教授

<専門分野>臨床心理学

<プロフィール>1984年京都大学大学院教育学研究科博士 課程修了。教育学博士(京都大学)。姫路独協大学一般教育部助教授、京都大学助教授を経て、2007年より京都大学大学院教育学研究科心理臨床学講座・教授。2020年より放送大学教授。臨床心理士。博士論文のテーマは『人格の二面性について』 。主な著書 は、『もう一人の私』創元社、『教室で生かすカウンセリングマインド』日本 評論社、『カウンセリングで何がおこっているのか』日本評論社。

<メッセージ>個人療法を基本にしつつ、教育、司法、医療、産業など、さまざまな場でおこる「心」の問題にかかわり、「心理療法とはなにか」「人間とはなにか」ということを考えています。そこで見えてくるのは、人間《関係》の不思議さであり、矛盾を抱える人間、そして、矛盾のなか に生きる人間の姿です。相対立するものはいかに共存し、人間の生きる力を支えているのか、それを解く鍵が、「共創」にあると思っています。

副会長

西 洋子 Hiroko Nishi

東洋英和女学院大学 教授

<専門分野>身体表現論、舞踊学、応用コミュニケーション科学

<プロフィール>お茶の水女子大学大学院修士課程、神戸大学大学院博士後期課程修了(学術博士)。子どもの身体表現や精神科入院病棟での実践を行う。 1998年から地域社会でインクルーシブダンスを展開。お茶の水女子大学助手、学習院大学講師を経て2004年から現職。NPO法人みんなのダンスフィールド理事長、 国立民族学博物館客員教授(2008-2012)、早稲田大学理工学術院客員教授(2008-)。舞踊学会研究奨励賞(2003)、ISAPA最優秀ビデオ発表賞(2003・2007)受賞。

<メッセージ>多様な人々が、それぞれの身体で、共に表現を創る現場にいます。驚きや困惑、感動があります。今はまだ、切れ端しかつかまらず、泡のようなものしか伝えることができません。 身体からはじまる表現世界の「見えぬけれどもある」を、共創の新たな知と手法で描き出す。心あるさまざまな共創の現場を、もっともっと元気にしていきたいのです。どうかご一緒に!

理事

石井 裕之 Hiroyuki Ishii

早稲田大学 創造理工学部 准教授 / 株式会社Genics 取締役

<専門分野>機械工学、ロボット工学

<プロフィール>2002年早稲田大学理工学部機械工学科を卒業、2004年同理工学研究科修士課程修了、2007年同博士課程修了。博士(工学)取得。早稲田大学先端科学健康・医療融合研究機構研究助手、同大学理工学研究所次席研究員を経て、2016年同大学創造理工学部総合機械工学科准教授。2012年イタリア聖アンナ大学院大学客員研究員。2018年株式会社Genics取締役。ラットと小型移動ロボットのインタラクションを通して人間とロボットの共生について考察する研究に取り組む。またそこから得られた知見を応用した様々なインタラクション・ロボットの開発に取り組む。

<メッセージ>人間とロボットがインタラクションする場面において、双方に個々が持つ以上の能力を発揮させる、すなわち人間とロボットの間に共創を実現することができないかと考えています。共創学会では、人間と人工物の共創の可能性についてさまざまな視点から議論ができればと考えています。

理事

大塚 正之 Masayuki Otsuka

早稲田大学 招聘研究員 / 弁護士

<専門分野>家族法、臨床法学

<プロフィール>東京大学経済学部卒業後、裁判官、早稲田大学大学院法務研究科教授を経て現職。家族<社会と法>学会理事、場の言語・コミュニケーション研究会代表、 ぷれジョブ全国連絡協議会監事、主著「判例先例渉外親族法」(尾中郁夫学術奨励賞)、「場所の哲学ー存在と場所」、「場所の哲学ー近代法思想の限界を超えて」など。

<メッセージ>本学会の「共創」は、「場」と共に、前近代社会と近代社会の対立・矛盾を止揚し、次世代の学問を基礎づける根底をなすタームです。 近代社会・近代科学を超えるためには、自然科学・社会科学・人文科学の枠組みの向こう側の世界=臨床の知を探求することが必要です。 本学会を通じて新しい世界像をともに創りましょう。

理事

岡本 誠 Makoto Okamoto

公立はこだて未来大学 教授

<専門分野>情報デザイン、知覚デザイン、参加型デザイン、インタラクティブデザイン

<プロフィール>1986年、筑波大学大学院芸術研究科修了。修士(芸術学)。86年から、富士通株式会社デザイン部でユーザインタフェース(UI)などの開発に従事。2000年から、現職。企業の時は、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)の開発を多数担当したが、現在は非視覚のUIに興味を持ち、視覚障害者や聴覚障害者を支援する触覚(体性感覚)を使ったUI研究をはじめた。他にも、漁業者のUI開発や海外でのワークショップを経験しているうちに、次第に参加型デザインやインクルーシブデザインに近づいてきた。

<メッセージ>障害者、漁業者、台湾の人たち、函館の農家の人とデザインをしている内に、一人がデザインできることの限界に気づく。当事者の参加は、納得できるデザインへの近道だと思う。参加型デザインやインクルーシブデザインの考えは、沢山の刺激をあたえてくれた。しかし、これらの考え方と手法は、それが生まれた地域の文化社会背景に支えられているであろう。共創は、様々な文化やコミュニティの特性を考慮し、多様であるべきと考えている。

理事

刑部 育子 Ikuko Gyoubu

お茶の水女子大学 生活科学部 准教授

<専門分野>幼児教育学・発達心理学・フィールド心理学

<プロフィール>東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。川村学園女子大学文学部心理学科助手、公立はこだて未来大学システム情報科学部講師、お茶の水女子大学生活科学部助教授を経て現職。博士(学術)。学生のころから幼児教育現場に入り、「子どもの参加を支える他者」に関する研究をビデオ観察によって行ってきた。ビデオ観察やビデオカンファレンスでの他者との出来事の共有にともなう様々な困難や課題からビデオツール開発研究にも携わるようになる。ビデオツールCAVSceneを共同開発。主な著作に『ビデオによるリフレクション入門(共著)』(東京大学出版会)、『ワークショップと学び(共著)』(東京大学出版会)他。

<メッセージ> つねに、細分化された専門領域の枠に収まらない境界領域で研究してきた私にとって、共創学会は居心地の良さそうな場所であると感じています。異なる他者の考えを聴き入ることの中から新しい何かが生まれることを楽しんで研究する場が共創学会なのではないかと想像しています。

理事

笹井 一人 Kazuto Sasai

茨城大学 工学部情報工学科 准教授

<専門分野>複雑系科学、エージェント工学

<プロフィール>2002年神戸大学理学部地球惑星科学科卒。2008年神戸大学大学院市z年科学研究科博士後期課程(地球惑星システム科学専攻)修了。 博士(理学)。2008年より東北大学電気通信研究所ポスドク研究員を経て、2009年より同大学助教。2018年より茨城大学工学部情報工学科准教授となり現在に至る。自己言及とフレーム問題、それをのりこえて生きるシステムおよび知能の原理その応用についての研究に従事。

<メッセージ>単なる相互作用としてのコミュニケーションを超えて、「ただそこに在る」ことが意味を持つような状況を作り出すこと、それが共創の意義であると考えています。 我々は自らが作り出したシステムとしての社会性・関係性に知らずのうちに縛られてしまっています。そこから脱却し、「自然に生きる」ことを探求できればと考えています。

理事

澤 宏司 Koji Sawa

同志社大学 学習支援・教育開発センター 准教授

<専門分野>数理科学、数理論理学

<プロフィール>1994年早稲田大学理工学部数学科卒。2010年神戸大学大学院理学研究科地球科学惑星科学博士後期課程修了。博士(理学)。首都圏の私立高校、大学を経て、2019年4月から現職。最近は論理と時間・空間の関係に関するモデルの研究に従事。簡単な計算を伴う全身運動プログラム「サワ☆博士の数楽たいそう」主宰。

<メッセージ>非論理的に論理について考えています。個人的な論理は有益なものにはなりがたく、より普遍的な論理の出現は他者の存在を前提とする点で共創的です。論理の生成に共創が関与しているだけでなく、十分に発達した共創の場の1つの表現が均一的な時間や空間なのかもしれません。

理事

諏訪 正樹 Masaki Suwa

慶應義塾大学 環境情報学部 教授

<専門分野>身体知学、デザイン学、コミュニケーション学

<プロフィール>慶應義塾大学環境情報学部教授。工学博士。84年東京大学工学部卒、89年同大学院工学系研究科博士課程修了。89年(株)日立製作所基礎研究所。94年スタンフォード大学にて客員研究員。シドニー大学建築デザイン学科主任研究員、中京大学情報理工学部教授などを経て、08年より現職。自ら野球選手として打撃スキルを学ぶ実践から、身体知の学び理論を提唱、探究してきた。単著に『「こつ」と「スランプ」の研究 身体知の認知科学』(講談社)、『身体が生み出すクリエイティブ』(筑摩書房)、共著に『知のデザイン 自分ごととして考えよう』、『一人称研究のすすめ 知能研究の新しい潮流』(ともに近代科学社)、『「間合い」とは何か 二人称的身体論』(春秋社)など。

<メッセージ>共創を、「皆が力を合わせて共通の価値を創る」ことというよりも、むしろ「各自、他者や環境の存在を利用して、各自にとって意味のある価値を創る」という、より広義の意味で捉えている。この基本思想のもとで、場とは何か、どう成立し、どう機能するのかを議論したい。日本認知科学会で主催している「間合いー時空間インタラクション」という研究分科会と共創学会が共創しながら、西洋的科学観では解明できなかった諸問題にチャレンジしたい。これは「よりよく生きるためのデザイン」の問題でもある。

理事

戸田 祥子 Shoko Toda

宮城県立石巻支援学校 教諭 / 「てあわせのはら石巻・東松島」運営委員

<プロフィール>宮城教育大学教育学部養護学校教員養成課程卒業後、岩手県の小学校教諭を経て、支援学校などで学級担任として障害のある子どもたちの教育を行う。重度の自閉症を伴う知的障害のある子どもの母親でもある。東日本大震災後は石巻市・東松島市で障害のある子どもたちや家族と一緒に「てあわせ・のはら」の活動を継続し、県内外の福祉施設や団体と連携しながら活動の輪を広げている。

<メッセージ>問題や困ったことが起きたとき、「これからどうするか?」と考え、「いま何ができるのか」を選びながら手探りで進んできました。2011年の東日本大震災の際は東松島市の自宅が被災し、重度の自閉症を伴う知的障害のある息子は、避難所でパニックを起こしました。いろいろな出会いに支えられ現在に至っています。多様な人々が共に表現を創り合う活動から多くを学び、現在は「自分を表現する」ことが、私にとっても息子にとっても生きていくのに欠かせないことだと感じながら過ごしています。

理事

永田 鎮也 Shinya Nagata

日本光電工業株式会社 荻野記念研究所 CR開発部長

<専門分野>薬理学、電気生理学、生体情報工学、薬剤師、博士(薬学)

<プロフィール>製薬企業で昇圧剤、降圧剤、救急車搭載医療機器、生体信号ゆらぎ解析ソフトを研究開発・製品化。研究開発・生産の統括責任者、総括製造販売責任者、 責任技術者を務め、2016年4月より現職。場の研究所理事、新共創産業技術支援機構副理事長、SSJP超音速機事業企画研究会メンバー、東本願寺別院僧侶・総代役員、 関西柳生会初代代表、科学技術振興機構プロジェクトメンバー(2001~2003年)。国連、ITU、国内外の学会、大学等で講演多数。

<メッセージ>国家戦略に共創が謳われ、概念の深い理解と発展が求められています。これら状況を背景に、共創の概念と言葉を創案された佐々木正先生が、 共創を超える実践的学会の立ち上げを強く希望されました。本学会は研究会に止まらず、実践知を耕す学会にしたいと思います。研究者に限らず、様々な分野の方々のご参加を切望します。

理事

野口 晴子 Haruko Noguchi

早稲田大学 教授

<専門分野>健康経済学、応用ミクロ計量経済学、社会保障論

<プロフィール>1988年早稲田大学大学院・経済学研究科修士課程修了、1997年The Graduate Center, the City University of New York Graduate School, Division of Economics Degree 修了(PhD in Economics)。スタンフォード大学、全米経済研究所(NBER:National Bureau of Economic Research)研究員、2000年に帰国後は、東洋英和女学院大学、国立社会保障・人口問題研究所を経て、2012年より現職。厚生労働省・中央社会保険医療協議会・公益委員、同省・社会保障審議会・委員、足立区教育委員会・足立区子ども施設指定管理者選定等審査会・委員長などを務める。現在、早稲田大学・政治経済学術院・副学術院長・現代政治経済学研究所所長・ソーシャル&ヒューマン・キャピタル研究所(WISH研究所)所長。

<メッセージ>私たちが生きる現代社会は、解決が困難な複雑な課題に直面しています。貧困や経済格差、宗教紛争や政治紛争により、世界のあちらこちらで社会の分断が起こる中、多様性が失われつつあります。こうした不確実な社会の中、私たちひとりひとりが自分の人生を豊かに、しなやかに、送ることが出来る持続可能な社会をどのように「共創」することが出来るのか、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

理事

藤井 晴行 Haruyuki Fujii

東京工業大学 環境・社会理工学院 教授

<専門分野>建築学、デザイン科学

<プロフィール>東京工業大学環境・社会理工学院建築学系教授。建築学とエンジニアリング・デザインを担当。博士(工学)。一級建築士。早稲田大学大学院理工学研究科博士前期課程修了後、清水建設技術研究所、カーネギーメロン大学大学院人文社会科学研究科修士課程、シドニー大学 Key Centre for Design Computing and Cognition、清水建設基礎研究室などを経て、現職。共著に、『建築のデザイン科学』(京都大学学術出版会)、『知のデザイン 自分ごととして考えよう』(近代科学社)など。デザイン科学の方法論を実践的研究と研究的実践を通して構築しつつある。最近は、ヴァナキュラーな知や技術と近代科学的な知や技術を折り合わせて地域の生活の質を向上する方法のデザインと実践、科学・技術とデザイン・芸術による意味の共創などに取り組んでいる。これらの活動を通して、走りながら、生きることにおける自覚的経験と近代科学やデザインにおける記号表現や記号操作とを関係づける「写真日記」を構成している。

<メッセージ>自分が考える共創は、生活の文脈の中にある場を人々やものごとが共有し、共通するものごとを協働デザインしつつ、それぞれにとっての意味を創造するということです。

理事

三宅 博子 Hiroko Miyake

国立音楽大学 准教授

<専門分野>音楽療法

<プロフィール>大阪音楽大学クラリネット専攻を卒業後、身体障害者施設、重症心身障害児施設でケアワーカーとして働きながら音楽療法の資格を取得。音楽療法、コミュニティ音楽、即興音楽などの領域を行き来し、多様な人々が共に生きることと音楽との関わりに関心を抱いて実践・研究を行っている。神戸大学大学院博士後期課程修了(学術博士)。日本音楽療法学会認定音楽療法士、兵庫県音楽療法士。芝の家「音あそび実験室」、おとむすび「おんがくクラブ」主宰。

<メッセージ>〈共創〉とは、私たちが日常生活で行っている何気ない行為やふるまいのなかにあって、至るところで起こっているものだと思います。音や音楽にまつわる「聞く」「動く」「奏でる」「語る」「歌う」こともそのひとつでしょう。そこここにある小さな〈共創〉が、それぞれにとっての新しい意味や価値を創り出す過程に、興味と希望をもっています。

理事

三輪 洋靖 Hiroyasu Miwa

産業技術総合研究所 主任研究員

<専門分野>サービス工学、人間工学、ロボット工学

<プロフィール>2001年早稲田大学大学院理工学研究科博士前期課程修了。2004年同後期課程単位満了退学。同年9月学位取得。博士(工学)。早稲田大学理工学部機械工学科助手、 早稲田大学先端科学・健康医療融合研究機構客員研究助手を経て、2005年4月産業技術総合研究所に入所。 2018年11月より同所人間拡張研究センターにて,介護サービスを中心にサービスプロセスの可視化、 従業員支援に関する研究、嚥下機能の計測とモデル化に関する研究等に従事。

<メッセージ>介護サービスの研究を始め、サービス現場にも顔を出すようになると、介護士、看護師等の従業員が連携しながら、高齢者、家族に対してサービスを提供しており、相互のコミュニケーションや気付き、信頼関係がとても重要であることを肌で感じました。共創学会では、こうした現場の人達が生き生きと活躍できる場作り、サービス作りのための議論をしたいと思っています。

理事

山内 泰 Yutaka Yamauchi

NPO法人ドネルモ 代表理事 / 一般社団法人大牟田未来共創センター(ポ二ポニ) 理事 / 株式会社ふくしごと 取締役

<専門分野>美学

<プロフィール>九州大学芸術工学府博士課程修了(芸術工学博士)。ドネルモでは、「とびこむ・ひらく・くみかわる」をモットーに、場づくりやしくみづくりに取り組む。ポ二ポ二(大牟田未来共創センター)では、大牟田内外の人々や組織との共創を軸としながら、まちづくりを進める。ふくしごとでは、障がいのある人と社会の豊かなつながり(しごと)を生み出す事業に取り組む。論文に「挫折のデザイン~パーソンセンタードにおける新しい主体性」(古賀徹編『デザインに哲学は必要か』,武蔵野美術大学出版, 2019)、「ぐにゃりのまちー超高齢社会「以後」の地域経営モデル」(全3回, Sustainable Smart City Partner Program, NTT, 2020)など。

<メッセージ>(博論までやったアドルノ美学の)アレゴリーを軸に、様々なフィールドで実践を重ねてきました。社会課題への取り組みをはじめ、現在求められる営みにおいて大切なのは、社会状況や困難が打開されるとき、「自分もまた組み変わる」という感覚だと思います。共創学会では、豊かな対話と議論を期待しております!

理事

山口 友之 Tomoyuki Yamaguchi

筑波大学 システム情報系 助教

<専門分野>ロボティクス,ヒューマンインタフェース,画像工学

<プロフィール>2002年早稲田大学理工学部機械工学科を卒業、2004年同理工学研究科修士課程修了、2007年同博士課程修了。2008年3月博士(工学)。早稲田大学理工学術院客員研究助手、同大学理工学術院助手、同大学次席研究員を経て、2013年筑波大学システム情報系助教。2011年から2013年米国カーネギーメロン大学客員研究員。メディアインタフェース(TwinkleBall、おいしさインタフェース)、実応用情報処理技術(劣化検査作業支援)、ロボティクスの応用研究等の研究に従事し、身体を含んだ人間の機能と感覚の工学的な知見に基づいた人間系と機械系の新しいコミュニケーションを築く研究に取り組む。

<メッセージ>コミュニケーションには、自分自身とのコミュニケーションと他者とのコミュニケーションがあります。内外のコミュニケーションから共創を考えるにあたり、自分の想像と出力された表現との違いによるギャップや、自分と他者との違いによるギャップなど、これらの違いを知覚することが共創への一歩だと思います。共創するインタフェースを追求する上で、これらの違いを許容するのか埋めるのか等、学際的な視点から思考したいと考えております。

理事

渡辺 富夫 Tomio Watanabe

岡山県立大学 情報工学部 特任教授

<専門分野>ヒューマンインタフェース

<プロフィール>1983年東京大学大学院工学系研究科産業機械工学専攻博士課程修了。工学博士。山形大学工学部情報工学科、米国ブラウン大学留学を経て、1993年岡山県立大学教授。2000年-2005年JST CREST「心が通う身体的コミュニケーションシステム E-COSMIC」研究代表者。2006年-2012年JST CREST「人を引き込む身体性メディア場の生成・制御技術」研究代表者。日本機械学会設計工学・システム部門業績賞・功績賞等受賞。ヒューマンインタフェース学会元会長。

<メッセージ>母子間コミュニケーション研究を出発点に、身体的引き込みの不思議さ・可能性に魅了され、うなずきや身振りなどの身体的リズムの引き込みをロボットやCGキャラクタに導入することで、話すと元気になるシステム・技術を研究しています。このかかわりの場で身体が歓びコミュニケーションを楽しくするインタフェースを一緒に創りましょう。

監事

大塚 博正 Hiromasa Otsuka

所属 なし 2社の顧問

<専門分野>ソニーにおいて、事業開発を主にやってきた。商品企画、事業企画、マネジメント。

<プロフィール>昭和48年(1973)早稲田大学理工学部卒業。ソニー第2開発部に所属。その後家庭用ビデオの開発に関わる。1980年アメリカに赴任。現地での企画とマーケティング。ソニー業務執行役員SVP、ネット系、放送系事業の責任者。1996年アメリカでVAIOの立ち上げに参加。スカパー社外取締役ほかSo-net、イープラス、ITSケーブル、アメリカの会社3社などの取締役。メディカル事業部立ち上げ。

<メッセージ>人間などの生き物に限らず家庭、町、海、地球すべてのものが生命的な活きを行っている。これらのすべてが調和しながら居心地の良い環境を作っていくための基本原理を見つけたい。そのために、数学、物理、歴史、言語、生物、宗教、哲学など多角的な知が集まり、新しい知を作る場にしたい。

監事

金尾 雄二 Yuji Kanao

障害者総合支援法指定事業所「からしだね」所長

<専門分野>障がい者福祉、高齢者福祉

<プロフィール>1973年早稲田大学大学院修士課程機械工学専攻修了後、(株)日立製作所入社。亀有工場、土浦工場にて高速増殖型原子炉用ナトリウムポンプの研究・開発・設計および沸騰水型原子炉用各種ポンプの保守・補修・設計に従事。 1984年に退職し日本同盟基督教団土浦めぐみ教会事務長に就任、1987年に教会付属マナ愛児園設立、2003年に介護保険法指定事業所「喜楽希楽サービス」設立・所長。2010年に退職し東京基督教大学神学部国際キリスト教福祉学科入学。 2013年卒業後は、社会福祉法人等にて障がい者福祉に従事後、2015年に土浦めぐみ教会に障害者総合支援法指定事業所「からしだね」を設立、2017年6月には児童福祉法指定事業所「からしだね」を設立して現在に至っている。

<メッセージ>異質な顔写真で申し訳ありません。東日本大震災の折に10m近い津波に覆われた突堤の上に立って、放射性物質拡散事故を起こした福島第一原子力発電所を背景にして撮った自撮り写真です。 妻の実家は原発から約3㎞のところにありましたが、今は町全体が帰還困難区域に指定され家族をはじめ町民全員が故郷を失ってしまいました。一方私は、福島第一原発4号機を設計・製作した会社の一員として原発に関わる仕事をしていました。 このことから、「科学・技術と人間生活の間のコミュニケーションのあり方」を考えるようになりました。「共創」から生まれるものが「リアルな愛である」ことを期待しつつ、 障がいのある方々と互いに生きる喜びを毎日少しずつ味わわせていただいています。

 

過去の役員
  • 副会長 (2017年度~2018年度)
    • 郡司 ペギオ幸夫 (早稲田大学 教授)
  • 理事 (2017年度~2021年度)
    • 井出 祥子 (日本女子大学 名誉教授)
    • 植野 貴志子 (東京都市大学 教授)
    • 中村 美亜 (九州大学大学院 准教授)
    • 藤井 洋子 (日本女子大学 教授)
  • 理事 (2017年度~2018年度)
    • 岡田 美智男 (豊橋技術科学大学 教授)
  • 理事 (2017年度)
    • 上杉 繁 (早稲田大学 教授)
  • 監事 (2017年度~2021年度)
    • 浜田 利満 (筑波学院大学 名誉教授)

 

発起人
相澤 洋二 塩瀬 隆之 野家 啓一
合庭 惇 塩谷 賢 橋本 周司
石井 淳蔵 菅野 重樹 藤井 洋子
稲葉 俊郎 菅原 和孝 本間 大
井野 秀一 諏訪 正樹 前川 正雄
大澤 真幸 高西 淳夫 茂木 健一郎
大塚 博正 津田 一郎 持丸 正明
岡田 美智男 永沼 充 米岡 利彦
片桐 恭弘 中村 美亜 渡辺 和子
金尾 雄二 那須原 和良 渡辺 富夫
喜多 壮太郎 西井 涼子  
桑原 知子 西平 直