共創学会第8回年次大会
「共創テック ~そこではなく、先の話をしませんか~」
日時:2024年12月14日(土),15日(日)
開催方式:対面
場所:早稲田大学 早稲田キャンパス 121号館 (東京都新宿区早稲田鶴巻町513,アクセスマップ)
更新内容
- 詳細プログラム(最終版)を公開しました (2024/12/9)
- 詳細プログラム(暫定版)を公開しました (2024/11/30)
- 一般参加登録の受け付け,参加費の支払いを開始しました (2024/11/23)
- プログラムを公開しました (2024/11/22)
- 事前参加登録の受け付け,参加費・懇親会費の支払いを開始しました (2024/10/20)
- 予稿原稿の受付を開始しました (2024/9/30)
- 発表申し込みの締め切りを2024年9月12日まで延長しました (2024/9/6)
- 基調講演の情報を更新しました.予稿テンプレートを公開しました (2024/8/26)
- 大会のテーマ,概要を公開しました.発表申し込みを開始しました (2024/7/6)
- 共創学会第8回年次大会の開催日程を公開しました (2024/3/28)
1. テーマ:「共創テック ~そこではなく、先の話をしませんか~」
昨今,人手不足の解消や生産性向上を目的として,HRテック,介護テック,エデュテックなど様々な○○テックの開発が進み,私たちの生活や社会への導入が進んでいます.例えば,身近なところでは,スーパーマーケットのセルフレジやレストランの配膳ロボットなどがあります.これらの○○テックは便利である反面,人同士の共創的な営みや共創の魅力を引き出すには至っておらず,共創が置き去りになっています.
そこで,これまでの○○テックの概念を書き換えるものとして,今回の大会では,共創を生み出し,支え,活かす技術を「共創テック」と呼びます.共創テックでは,人が持つテクニックとモノに宿るテクノロジーの両方の技術が重要となります.さらに,それらを生み出す側と使う側が,ひとつにまとまって関わり合うことになり,アート,デザイン,ファシリテーション,言語,ものづくりなど,生活や社会における多くの活動を含みます.
そして,共創テックを活かすことで生み出される生活や社会,そこに溶け込む共創をイメージしながら,どのようにして共創テックを生み出していくのか,その本質は何か,われわれはこの先何をしたらよいのかを,分野の垣根を越えて大いに議論できればと思います.皆様の参加を心よりお待ちしております.
実行委員長 三輪洋靖
2. 特別企画
2.1 基調講演
- <理解と誤解><妄信と疑念>のはざまで揺れる技術の社会受容
- 講演者:塩瀬 隆之 (京都大学総合博物館・准教授/理事補(広報))
- プロフィール:
京都大学工学部精密工学科卒業,同大学院工学研究科修了.機械学習による熟練技能継承支援システムの研究で博士(工学).ATR 知能ロボティクス研究所,慶応義塾大学SFC研究所客員研究員など併任.京都大学大学院情報学研究科助教,京都大学総合博物館准教授を経て2012年6月退職.同7月より経済産業省産業技術政策課 課長補佐(技術戦略).2014年7月京都大学総合博物館准教授に復職.
NHK Eテレ「カガクノミカタ」番組制作委員.日本科学未来館“ おや?”っこひろば総合監修者.平成29年文部科学省 中央教育審議会委員(数理探究),平成30年より現在 経済産業省 産業構造審議会イノベーション小委員会委員,若手ワーキング座長,特許庁知財創造教育調査委員,文化庁伝統工芸用具・原材料調査委員,日本医療研究開発機構プログラムオフィサー,令和2年岐阜市教育委員会 不登校特例校設立準備アドバイザー,2025大阪・関西万博日本館基本構想有識者委員会座長.平成29年度文部科学大臣表彰・科学技術賞(理解増進部門),日本の人事部「HRアワード2021」書籍部門最優秀賞ほか受賞多数.
2.2 特別企画
- 「テックとの戯れ」をテーマに,テックの創り手と使い手が交わり,それぞれの思いや考えを共有することができるよう,今まさに生み出されようとしているテックに触れられるワークショップ形式の企画を用意しています.さまざまな背景を持った参加者が,それぞれの視点や思いでテックと戯れ,その中で新たな気づきや議論が生まれてくれればと考えています.是非,年次大会当日をお楽しみください.
- 特別企画担当メンバー
秋田 有希湖 (鶴見大学短期大学部),石井 裕之 (早稲田大学),植野 貴志子 (ノートルダム清心女子大学),加藤 健治 (国立長寿医療研究センター),小井塚 ななえ (東洋英和女学院大学),郷 健太郎 (山梨大学) ,佐藤 あみか (札幌市立大学),紫藤 寛生 (早稲田大学),鈴木 優智(筑波大学),西 洋子 (東洋英和女学院大学),三輪 洋靖 (産業技術総合研究所),三輪 敬之 (早稲田大学),山口 友之 (筑波大学),横溝 賢 (札幌市立大学),ムーンショット目標3 研究開発プロジェクト「活力ある社会を創る適応自在AIロボット群」 ※五十音順,敬称略
3. 発表形式
3.1 口頭発表
- 発表形式
- 口頭発表は大勢の参加者を対象にスライド等を用いて発表する形式です.
- パラレルセッション(2会場を予定)とし,各セッションが特定領域に偏らぬよう配慮します.
- 発表時間
- 発表15分,質疑応答10分です.
- 各セッションでは,質疑応答を含む発表全体の進行は座長が取り仕切ります.
- 運営で準備するもの
- スクリーン,プロジェクター,マイク,プロジェクター用の接続ケーブル(※変換プラグはなし)
- 発表者にご準備いただくもの
- スライドの投影については,基本的にご自身のPCを持ち込んで実施してください.PCを持ち込めない特別な事由のある方は必ず事前に申し出てください.相談に応じます.
- HDMI端子のあるPCは会場の接続ケーブルで接続できます.それ以外の端子のPCをお使いの場合は,変換プラグを各自でご用意ください.特に,Macを使われる方は,MAC用のHDMI端子への変換プラグを各自でご準備お願いいたします.
- その他
- 研究の性質(例:言語的な論理のみでは表現しづらい),やむを得ない事情から,オリジナルな発表の方法を希望する方はお申し出ください.個別に検討し,可能な範囲で対応したいと思います.
3.2 インタラクティブ発表
- 発表形式
- 研究のポスターをパネルに設置し,発表者と参加者がそれをみながら対面で交流する発表形式です.
- ポスター以外の特別な発表形式を希望される方は,発表申込時に申し出ていただくようお願いしております.ポスター以外の発表形式を希望される方はご相談ください.
- 発表時間
- 1セッション60分です.
- パネルのサイズ
- 1発表につき,パネルを1枚準備いたします.パネルのサイズは横810mm×縦1640mmとなります.ポスターはパネルの大きさに収まる範囲の大きさで準備してください
- ポスターの貼り付けは,事務局で準備する画鋲を使用してください.
- インタラクティブ発表の終了後,各自で必ずポスターをはがしていただき,お持ち帰りください
- その他
- 口頭発表と同様,研究の性質(例:言語的な論理のみでは表現しづらい),やむを得ない事情から,ポスター以外の特別な発表形式を希望する方はお申し出ください.個別に検討し,可能な範囲で対応したいと思います
4. プログラム
1日目:2024年12月14日(土) | ||
12:00-12:50 | 受付・当日登録・クローク (ホワイエ) | |
12:50-13:00 | 開会の挨拶 (コマツ100周年記念ホール) | |
13:00-14:00 | 基調講演 (コマツ100周年記念ホール) 「<理解と誤解><妄信と疑念>のはざまで揺れる技術の社会受容」 塩瀬 隆之 (京都大学総合博物館・准教授/理事補(広報)) |
|
14:00-14:20 | 特別企画・講演 (コマツ100周年記念ホール) 「テックとの戯れ」 石井 裕之 (早稲田大学・教授) |
|
14:20-14:40 | 休憩 | |
14:40-16:40 | 口頭発表A (コマツ100周年記念ホール) | 口頭発表B (会議室) |
16:40-17:00 | 休憩 | |
17:00-18:00 | インタラクティブ発表A(1Fロビー) | |
18:00-18:30 | 移動 | |
18:30-20:30 | 懇親会 (森の風) | |
2日目:2024年12月15日(日) | ||
9:00-10:30 | 特別企画・ワークショップ (コマツ100周年記念ホール) 「テックとの戯れ」 |
|
10:30-10:45 | 休憩 | |
10:45-12:15 | 口頭発表C (コマツ100周年記念ホール) | 口頭発表D (会議室) |
12:15-13:00 | 昼食 | |
13:00-14:00 | インタラクティブ発表B (1Fロビー) | |
14:00-15:30 | 口頭発表E (コマツ100周年記念ホール) | 口頭発表F (会議室) |
15:30-16:00 | 閉会の挨拶・振り返り |
口頭発表・インタラクティブ発表の詳細プログラム(最終版)を公開しました.
5. 重要日程
- 発表申込受付開始:2024年7月6日(土)
- 発表申込締め切り:
2024年9月5日(木)2024年9月12日(木) ※延長しました - 発表受諾の通知: 2024年10月1日(火)
- 予稿原稿の締め切り:2024年10月31日(木)
- 事前参加申込・参加費支払いの締め切り:2024年11月22日(金)
- 予稿集の公開:2024年12月11日(水)
- 第8回年次大会:2024年12月14日(土)・12月15日(日)
6. 発表申し込み
- 著者のうち少なくとも1名が本学会の会員(入会手続き中を含む)であることが条件です.
- 第8回年次大会では,「口頭発表」および「インタラクティブ発表」「口頭発表・インタラクティブ発表のどちらでもよい」の3種類から選択していただけます.「口頭発表・インタラクティブ発表のどちらでもよい」を選択された場合,発表申し込み状況により,プログラム委員会で口頭発表,インタラクティブ発表を決定させていただきます.
- それぞれ発表枠には限りがあるため,ご希望に添えない可能性があります.ただし,なるべくご希望に添えるように努力いたしますので,ぜひ積極的なご応募をお願いいたします.
- 発表をご希望の方は,申込フォーム記入項目の1.~6.の登録内容をご準備いただき,以下の「発表申し込みフォーム」から提出してください.
- 申込フォーム記入項目
-
- 発表タイトル
- 著者氏名・所属・メールアドレス・会員番号
- 発表要旨(800字以下):口頭発表を希望される場合,研究内容と大会テーマ「共創テック ~そこではなく,先の話をしませんか~」との関係が示されることを期待します.
- キーワード:以下の〈例〉を参考にキーワードを最大5つご記述ください(〈例〉に無い場合には自由記述可).「対象」「分野」「方法」の各カテゴリーから1つ以上を記述するのが望ましいですが,難しい場合はそれにとらわれる必要はありません.
〈例〉- 対象:表現,コミュニケーション,ファシリテーション,コミュニティ,デザイン,計測,調査,分析,製作,マイノリティ/マジョリティなど
- 分野:社会,生活,科学,技術,アート,言語,心理,ケア,法,行政,教育,スポーツ,医療など
- 方法:量的研究,質的研究,理論研究,臨床研究,実践研究,開発研究など
- 発表形式:口頭発表,インタラクティブ発表,口頭発表・インタラクティブ発表のどちらでもよいの3種類からから選択してください.
- 大会事務局への連絡事項:研究の性質(例:言語的な論理のみでは表現しづらい),やむを得ない事情から,オリジナルな発表の方法を希望する方は,お申し出ください.個別に検討し,可能な範囲で対応したいと思います.
※締め切りました
7. 予稿原稿の提出
- 発表受諾の後,発表に関する予稿の提出していただきます.予稿原稿の締め切りまでに,以下の予稿原稿提出フォームからご提出ください.
- 予稿執筆にあたっては,学会指定のテンプレートを利用し,その執筆要領に従ってください.
- 原稿の概要には,発表申し込み時にお書き頂いた800文字以内の要旨をそのまま利用するのではなく, 原稿テンプレートに沿って300字以下に短縮したものを改めてお書き頂きますようお願い致します.
- 予稿原稿提出フォームの「概要」欄には,原稿に記載の概要と同じ内容をご入力ください.当日に配布するパンフレット(概要集)に掲載されます.
- 予稿原稿提出フォームの「発表番号」欄には,「発表の受諾」のお知らせのメールでお知らせした発表番号をご入力ください.
- 予稿集はPDF形式で2024年12月11日に公開予定です.
※締め切りました
8. 参加登録について
8.1 大会参加費
- 大会に参加される方は,参加登録フォームでの参加登録,参加費の支払いの両方が必要になります.
- 事前参加登録・参加費の支払いの締め切りは2024年11月22日(金)です.それ以降は「一般参加登録」となります.
- 会場受付での参加登録の受け付けはございません.会場にお越しになる前に参加登録を行ってください.
- 口頭発表・インタラクティブ発表をされる方は,必ず事前参加登録と大会参加費の支払いを完了をしてください.事前参加登録,大会参加費の支払いをされない場合,発表が取り消される場合があります.
区分 | 事前参加登録 | 一般参加登録 |
正会員 | 5,000円 | 6,000円 |
準会員 | 3,000円 | 4,000円 |
非会員(正会員相当) | 7,000円 | 8,000円 |
非会員(準会員相当) | 4,000円 | 5,000円 |
※「準会員相当」とは,「学生など,年会費の減免を希望する方」を指します.
※ 領収書は,原則当日の受付にてお渡しします.
※ 正会員,準会員の参加費は非課税,非会員の参加費は消費税込みとなります.
8.2 懇親会
- 懇親会は,12月14日(土)のプログラム終了後,森の風(早稲田大学26号館15F,会場HP)で開催します.
- 懇親会の参加を希望される方は,年次大会の事前参加登録の際に,懇親会の参加申し込みをお願いします.
- 懇親会の参加登録・懇親会費の支払いの締め切りは2024年11月22日(金)です.
- 大会当日に会場で懇親会の参加申し込みをすることはできませんのでご注意ください.
- 各発表のセッションで収まりきらない議論など,参加者の交流の場となりますので,ぜひご参加ください.
区分 | 事前参加登録 |
正会員・非会員(正会員相当) | 5,000円 |
準会員・非会員(準会員相当) | 3,000円 |
※ 懇親会の参加申し込みは,極力,事前登録と合わせて申し込みをお願いします.
※ 懇親会費の領収書は,参加費とは別に発行いたします.
※ 懇親会費は消費税込みになります.
※参加費の支払いも忘れずにお願いします
8.3 大会参加費・懇親会費の支払いについて
- 支払い方法について:
- 参加登録と合わせて,大会参加費・懇親会費の支払いをお願い致します.
- 大会参加費および懇親会の支払いは,原則クレジットカードでの支払いをお願いしております.参加登録をお申し込みの方は,以下の支払いページに進み,大会参加費,懇親会費をお支払いください.
- 「事前参加登録」での大会参加費,および,懇親会費の支払い期限は2024年11月22日(金)となりますのでご注意下さい.それ以降は「一般参加登録」の大会参加費になります.
- 所属機関による支払いなど,特別な事情により銀行振り込みをご希望される場合は,共創学会事務局まで早めにメールでお問い合わせください.
- 大会会場ではお支払いができません.必ず,事前に大会参加費・懇親会費をお支払いください.
- キャンセルポリシー:
- 2024年11月22日(金)までに参加申込みのキャンセルのご連絡を頂いた場合,参加費,懇親会費の返金を承りますが,それ以降の返金には応じかねますので,ご留意いただければと存じます.参加申込みのキャンセルをご希望の場合は,年次大会事務局までご連絡ください.
9. キービジュアルについて
本HPのトップにも掲載しているキービジュアルは以下のコンセプトに基づき,制作して頂きました.ご協力いただき,ありがとうございます.
- コンセプト
人とテクノロジーはどのように関わり合い、 どのように共存できるのだろうか?
コラージュするように、手を構成するモノの違いを感じながら、交流する。あやとりをして、糸と糸を交差させるように、次々と形を変化させる。異なる手でも、道具も人も同じ目的を持って動かせば、変化を楽しみながら混ざり合い、溶け合うことができるのではないだろうか?
- 制作者
- 山本 愛心(札幌市立大学)
- 高瀬 愛菜(札幌市立大学)
- 村上 璃沙(札幌市立大学)
- 境 美月(札幌市立大学)
実行委員会
実行委員長:三輪 洋靖(産業技術総合研究所)
副実行委員長:植野 貴志子(ノートルダム清心女子大学)
プログラム委員長:山口 友之(筑波大学)
広報:澤 宏司 (数々企画)
出版:横溝 賢 (札幌市立大学),郷 健太郎 (山梨大学)
財務:石井 裕之 (早稲田大学)
懇親会:秋田 有希湖 (鶴見大学短期大学部),加藤 健治 (国立長寿医療研究センター)
会場:野口 晴子 (早稲田大学),小井塚 ななえ (東洋英和女学院大学)
大会事務局:三輪 洋靖
アドバイザー:三輪 敬之 (早稲田大学),西 洋子 (東洋英和女学院大学),郡司 幸夫 (早稲田大学)
プログラム委員:三輪 洋靖,植野 貴志子,澤 宏司,横溝 賢,郷 健太郎,石井 裕之,秋田 有希湖,加藤 健治,野口 晴子,小井塚 ななえ,三輪 敬之,西 洋子,郡司 幸夫
問い合わせ先
共創学会第8回年次大会 事務局
sfcc2024_info[at]nihon-kyousou.jp
※[at]を半角の@に変えてください.