第5回共創学研究会
「共創を促す論理-To be or not to be, or neither, and both」

日時:2018年10月28日(日)
場所:早稲田大学西早稲田キャンパス 51号館3階 第五会議室 (東京都新宿区大久保3-4-1)
   会場へのアクセス方法は,早稲田大学HP をご参照下さい
参加費:無料(会員)、500円(非会員)
参加申し込み:
 参加をご希望の方は、2018年10月25日(木)正午までに必ず事前登録をお願い致します。

趣旨

共創が促される時、そこにはどのような論理が働いているのでしょうか。また、そこに浮かび上がるイメージはどのようなものなのでしょうか。今回の研究会においては、それらのテーマをめぐって、二人から話題提供を行い、その後フロアとともに自由に討議を行いたいと考えています。

話題1
講演者:
 西平 直
 京都大学大学院教育学研究科 教育・人間科学講座 教授

題目:
 「個を大切にしつつ全体を大切にする、対立でもなく慣れあいでもない、論理ならざる論理のために」

概要:
 個人と個人の関係で言えば、共創につながる折り合いの付け方とは、どういうことか。個人と組織の関係で言えば、個人に負担をかけることなく、組織を生かすには、いかなる工夫が求められ、その根底には、いかなる「論理」が働くのか。 西田哲学、あるいは、華厳哲学を使って、しかし、できるだけ具体的な場面に即しつつ、問題提起してみたいと思います。

話題2
講演者:
 桑原 知子
 京都大学大学院教育学研究科 臨床心理学講座 教授

題目:
 「共創における2、3、4、そして1 〜ユング心理学を手掛かりとして〜」

概要:
 共創が展開される場においておこっていることを、2、3、4そして、1という数字を手掛かりに考えてみたいと思います。ユングは2者の対立、そして、それらの「関係」における「補償」という概念を大事にしていましたが、その後、3、あるいは4という数字で表されるような「関係」へと理論を展開・深化させていきました。今回、共創という場を、ユングの理論を手掛かりとして探求しつつ、1で表されるような東洋的あり方との関連についても考察を深めてみたいと思っています。 

プログラム

13:00~13:15 開会の挨拶・趣旨説明
13:15~14:00 話題1:西平 直
14:00~15:00 質問・討議
15:00~15:15 休憩
15:15~16:00 話題2:桑原知子
16:00~17:00 質問・討議
17:00~17:30 まとめ

参加申し込み

学内への入構許可が必要なため、参加をご希望の方は、以下の参加申し込みフォームより
2018年10月25日(木)正午までに必ず事前登録をお願い致します。
また、事前登録を頂いていない方の当日参加はご遠慮頂いております。

参加申し込みフォーム

※事前登録の申し込みは締め切りました.

 

問い合わせ先(研究会担当)

桑原知子(京都大学大学院)
kuwabara.tomoko.8n[at]kyoto-u.ac.jp
※[at]を半角の@に変えてください