共創学会第6回年次大会「どうしようもなくなる(・・・と!)」 2022年12月3日・4日@大牟田文化会館

共創学会第6回年次大会 「どうしようもなくなる(…と!)」

日時:2022年12月3日(土),4日(日)
場所:大牟田文化会館(福岡県大牟田市不知火町 2-10-2)
主催:共創学会
共催:一般社団法人 大牟田未来共創センター
後援:大牟田市


1. 大会テーマ:「どうしようもなくなる(…と!)」

「どうしようもなくなる」とはどういうことだろう.

まずそこには何かしら矛盾した状況があり,なんとかおりあいをつけようとする動きがあったのだろう.だからそれは単なる放棄や放置ではない.様々な試行錯誤を経て,あらゆる仕方がなくなることをいうのだろう.そこでは従来のアプローチが挫折し,もはや既存のありかたにとどまることができない.だが同時にそれは,主体と客体,能動と受動,支援被支援等,様々な二項対立の軛が解除され,双方または複数の関係が新たな配置へともたらされる=生み出される局面でもある.

共創とは,そういったプロセス(または力学)において成り立つのではないか.共創的状況のなりたちの秘密.この問いを巡って,本大会では様々な人たちと対話をしたい.

 

2.大会プログラム

年次大会のガイド,暫定大会プログラムが完成いたしました.12月3日,4日の全体スケジュール,懇親会に加え,宿泊,(※1),12月2日,3日の関連イベントに関するご案内をまとめています.発表される方はもちろん,参加される方も,内容ご確認ください.
※1:会場近くとなる大牟田駅周辺のホテルの部屋数に限りがあるため,JTBと連携し,学会参加者用に一定数の部屋を確保しました.本ページ下部の「10.宿泊・関連イベントのご案内」をご参照ください.

共創学会第6回年次大会 ガイド

※ 11月22日に「共創学会第6回年次大会 ガイド」を更新しました.年次大会の最新情報については,最新のガイドをご参照頂けますようお願い申し上げます.

 

共創学会第6回年次大会 プログラム

※ 12月1日にプログラムを更新しました.

 

3.特別企画

3.1 うずうずの部屋

アカデミズムとは日頃関わりのないけれども,何らかの当事者性を帯びている人が,自分なりに考えたり実践したりする日々の営みのなかに「問い」を立て,なんらかのかたちで「研究」発表できる場を共創学会で生み出したいと思います.年次大会当日に向けて,発表の準備(およびサポート)をする当事者研究とその発表の場です.

発表者は,大牟田の市井の人々(小・中・高校生,お年寄り…等)であり,参加のプロセスを段階的に設計します.
特別企画での発表は、1枠(10分発表+5分質疑)×7枠(トータル105分)を予定しています.年次大会当日に向けて,実行委員会が発表準備のサポートをする当事者研究とその発表の場です.

 

3.2 共創対話

2名のゲストを招いたトークイベントを実施します .

【ゲスト】
・村瀬孝生(よりあい代表)
福岡県飯塚市出身.大学卒業後,特別養護老人ホームに生活指導員として勤務.1996年から「第2宅老所よりあい」所長.2015年には特別養護老人ホーム「よりあいの森」を開所し,施設長を務める.現在はよりあい代表.高齢者の在宅生活支援に取り組んでいる.『シンクロと自由』(シリーズケアをひらく,医学書院)『おしっこの放物線老いと折り合う居場所づくり』(雲母書房),『あきらめる勇気老いと死に沿う介護』(プリコラージュ),『増補新版おばあちゃんが,ぼけた.』(新曜社)など,著書多数.

・椎原春一(大牟田市動物園園長)
閉鎖を検討された園の再建を行いつつ,職員が動物福祉に配慮した取り組みを次々に実践する過程を発信することで『動物福祉を伝える動物園』というコンセプトの実現を図っている.「動物自身が選択できる」環境を提供する事により,生活基盤が人とは異なる多様な動物の福祉を理解しようと試みている.

【コーディネーター】
・山内泰(大牟田未来共創センター理事)
地域を拠点に,近代的な社会システムの原理的に捉えなおす普遍的な問いを立ち上げながら,地域内の諸課題にコミットすると同時に,地域外とフェアな関係を築ける自律的な地域主体のあり方を探る.ドネルモ代表理事,株式会社ふくしごと取締役,東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を兼任.芸術工学博士.

 

4.年次大会における発表形式

発表形式は,①口頭発表,②インタラクティブ発表の2つを用意します.発表希望者は,①口頭発表,②インタラクティブ発表,③どちらの発表形式でもよい,のいずれかを申込時に選択することができます.

4.1 口頭発表

  • 発表形式
    • 口頭発表は大勢の参加者を対象にスライド等を用いて発表する形式です.
    • パラレルセッション(2会場,4セッション)とし,各セッションが特定領域に偏らぬよう配慮することとします.
  • 発表時間
    • 発表15分,質疑応答10分です.
    • 発表終了3分前(12分)に一鈴,15分に二鈴で合図いたします.
    • 各セッションでは,質疑応答を含む発表全体の進行は座長が取り仕切ります.
  • 会場
    • 発表会場は,大牟田文会館の研修室1&2または展示室です.自分がどの部屋での発表か,プログラム詳細(近日中に公開予定)にてご確認ください.
  • 会場で準備するもの
    • スクリーン,プロジェクター,マイク,プロジェクター用の接続コード(※変換プラグはなし)
  • 発表者にご準備いただくもの
    • PC:スライドの投影については,基本的にご自身のPCを持ち込んで実施してください。(PCを持ち込めない特別な事由のある方は必ず事前に申し出てください.相談に応じます.)
    • スライドで発表を行う方は,HDMI端子あるいはVGA出力端子(D-Sub15ピン)のあるPCでしたら事務局の準備する接続コードで接続できます.それ以外の端子のPCをお使いの場合は,変換プラグを各自でご用意ください.なお,Macを使われる方は,MAC用のVGA出力端子/HDMI端子への変換プラグを各自でご準備お願いいたします.
  • メディアチェックと出席確認
    • 各セッションの30分前からメディアチェックを受け付けます.発表者は,セッション開始の10分前までに,必ずPCの接続確認等のメディアチェックを行ってください.また,座長による出席確認を済ませてください.
  • その他
    • 研究の性質(例:言語的な論理のみでは表現しづらい),やむを得ない事情から,オリジナルな発表のやりかたを希望する方はお申し出ください.個別に検討し,可能な限り対応したいと思います.

4.2 インタラクティブ発表

  • 発表形式
    • インタラクティブ発表は,基本的にポスター展示による発表を想定しています.研究のポスターをパネルに設置し,発表者と参加者がそれをみながら対面で交流する発表形式です.
    • ポスター以外の特別な発表形式を希望される方は,発表申込時に申し出ていただくようお願いしており,今回も対応しております.現段階で,ポスター以外の発表形式を希望される方はご相談ください.対応できるかどうか,相談したいと思います.
    • 成果が熟していないon-goingのものや,未だ着想レベルの研究ネタも持ち寄って議論できる場です.
  • 発表会場
    • 発表会場は,大牟田文化会館の展示室となります.
  • 発表時間
    • 1セッション50分間です.
    • 自分がどのセッションでの発表か,プログラム詳細(近日中に公開予定)にてご確認ください.
  • パネルのサイズ
    • 1発表につき,パネルを1枚準備いたします.パネルのサイズは横110㎝×縦320㎝となります.ポスターはパネルの大きさに収まる範囲の大きさで準備してください
    • ポスターの貼り付けは,事務局で準備する画鋲を使用してください.
    • パネルにポスターを貼る方は,セッション開示時刻の10分前までに,発表番号が示されたパネルにポスターを貼ってください.
    • インタラクティブ発表の終了後,各自で必ずポスターをはがしてください.
  • 会場で準備するもの
    • パネル,画鋲,椅子
  • ご持参いただくもの
    • 印刷された発表用のポスター
  • 発表準備と出席確認
    • 発表者は,セッション開始10分前にポスターを貼る等の準備を済ませ,ご自分の場所で待機し,事務局からの出席確認をお待ちください(インタラクティブ発表に座長はおりません).
  • その他
    • パネルが複数枚必要といった特別な事由のある方は,速やかにご相談ください.
    • 口頭発表と同様,研究の性質(例:言語的な論理のみでは表現しづらい),やむを得ない事情から,オリジナルな発表のやりかたを希望する方はお申し出ください.個別に検討し,可能な限り対応したいと思います.

 

5.重要日程

(1)大会概要のお知らせ:2022年6月13日(月)
(2)発表申込受付開始:2022年8月5日(金)
(3)発表申込締め切り:2022年9月12日(月) → 2022年9月16日(金) ※延長しました
(4)発表受諾の通知: 2022年9月30日(金)
(5)プログラムの公開:2022年11月1日(火)
(6)事前参加申込・参加費支払いの開始:2022年11月1日(火)
(7)予稿原稿の締め切り:2022年10月24日(月)
(8)事前参加申込・参加費支払いの締め切り:2022年11月20日(日)
(9)予稿集の公開:2022年11月30日(水)
(10)第6回年次大会:2022年12月3日(土)~ 12月4日(日)

 

6.発表申込について

  • 口頭発表・インタラクティブ発表ともに,発表ご希望の方は,以下(1)~(6)の内容を踏まえた上で「発表申し込みフォーム」から提出してください.
  • 著者のうち1名以上は学会員であることが必要です.
  • 締め切りは2022年9月12日(月) 2022年9月16日(金) です。発表受諾の通知は9月30日を予定しています。
    発表申込の締め切りを延長しました。

申込フォーム記入項目
(1)発表タイトル
(2)著者氏名・所属・メールアドレス・会員番号
(3)発表要旨(800字以下):口頭発表の申請では,研究内容と大会テーマ「どうしようもなくなる…と!」の関係が示されることを期待します.
(4)キーワード:以下の〈例〉を参考にキーワードを5つご記述ください(〈例〉に無い場合には自由記述可).「対象」「分野」「方法」の各カテゴリーから1つ以上を記述するのが望ましいですが,難しい場合はそれにとらわれる必要はありません.
 〈例〉
  対象:表現,コミュニケーション,ファシリテーション,コミュニティ,デザイン,計測,調査,分析,製作,マイノリティ/マジョリティなど
  分野:社会,生活,科学,技術,アート,言語,心理,ケア,法,行政,教育,スポーツ,医療など
  方法:量的研究,質的研究,理論研究,臨床研究,実践研究,開発研究など
(5)発表形式:①口頭発表,②インタラクティブ発表,③どちらでもよい,から選択してください
(6)大会事務局への連絡事項:研究の性質(例:言語的な論理のみでは表現しづらい),やむを得ない事情から,オリジナルな発表のやりかたを希望する方は,お申し出ください.個別に検討し,可能な限り対応したいと思います.

発表申し込みフォーム

※締め切りました.

 

7.予稿原稿の提出について

(1)締め切り:2022年10月24日(月)
(2)発表番号について:予稿原稿提出時に必要な情報のひとつとして「発表番号」があります.「発表の受諾」のお知らせの際にお知らせします.
(3)テンプレート:予稿執筆にあたっては,学会のテンプレート(ダウンロードはこちら)を利用し,その執筆要領に従ってください.
(4)概要:原稿の概要には,発表申し込み時にお書き頂いた800文字以内の要旨をそのまま利用するのではなく, 原稿テンプレートに沿って300字以下に短縮したものを改めてお書き頂きますようお願い致します.当日に配布するパンフレット(概要集)に掲載されます.
(5)予稿集:予稿集はPDF形式で2022年11月下旬に公開予定です。

予稿テンプレート

 

予稿提出フォーム

※締め切りました.

 

8.参加申し込み

8.1 大会参加費

発表者は指定された期日までに参加申込と参加費のお支払いをお願いします.

区分 早期申込(※2) 当日申し込み
正会員 3,000円 4,000円
準会員 2,000円 3,000円
非会員(正会員相当) 4,000円 5,000円
非会員(準会員相当) 3,000円 4,000円

※2:早期申込の締め切りは2022年11月20日(土)です.それ以降に参加申し込みをされる方は,大会当日に会場で参加費をお支払いください.

8.2 懇親会

交流メインの立食パーティを実施します.ぜひご参加ください.
懇親会の参加を希望される方は,年次大会への事前参加登録の際に,懇親会の参加申し込みをお願いします.懇親会の参加には事前の参加申し込みおよび懇親会費の支払いが必須となります.大会当日に会場でお申し込みすることはできませんのでご注意ください.なお,申し込み後のキャンセルによる返金には応じかねます.予めご了承ください.

  • 日時:12月3日(土)19:30~21:00
  • 場所:rooth 2-3-3(大牟田市不知火町2-3-3)
  • 内容:ドリンク(アルコール&ソフトドリンク)+フィンガーフード
  • 参加費:
区分 早期申込(※3)
正会員・非会員(正会員相当) 3,500円
準会員・非会員(準会員相当) 2,000円

※3:早期申込の締め切りは2022年11月20日(土)です.大会当日に会場でお申し込みすることはできません.

8.3 参加登録

事前参加登録の締め切りは2022年11月20日(日)です.以下の事前参加登録フォームから大会および懇親会への参加申し込みをお願いします.締め切り以降の大会参加申し込みは,大会当日に会場受付で承ります.

口頭発表・インタラクティブ発表をされる方は,必ず事前参加登録をしてください.事前参加登録をされない場合,発表が取り消される場合があります.

事前参加登録フォーム

※事前参加登録は締め切りました.

 

9.大会参加費・懇親会費の支払い

事前登録をされた方は,2022年11月20日(日)までに、クレジットカード払い,または,口座振込のいずれかの方法にて,大会参加費および懇親会費をお支払いください.
なお,領収書は,共創学会第6回年次大会の当日,会場受付でお渡しします.

9.1 クレジットカード払いの場合

クレジットカードで支払いをされる方は,参加費の区分・懇親会の有無に合わせ,該当する区分にある「支払い」ボタンをクリックして,決済ページに進んで下さい.ROBOT PAYMENT株式会社の決済代行サービスを使用しています.同社の決済ページに移動しますので,画面に従って必要事項(※4)を入力してください.

※4:非会員の方は会員番号に「0」を入力してください.

会員種別 懇親会 支払い
正会員 参加 6,500円 終了しました
不参加 3,000円 終了しました
準会員 参加 4,000円 終了しました
不参加 2,000円 終了しました
非会員 (正会員相当) 参加 7,500円 終了しました
不参加 4,000円 終了しました
非会員 (準会員相当) 参加 5,000円 終了しました
不参加 3,000円 終了しました

※支払いボタンを押すと,ROBOT PAYMENT株式会社の決済ページに移動します.

9.2 口座振込の場合

口座振込で支払いをされる方は,以下の口座へ参加費の区分・懇親会の有無に合わせ,参加費と懇親会費を合わせた金額をお振り込みください.振込手数料はご参加者様にてご負担頂きますようお願いいたします.

  • 銀行名:福岡銀行
  • 支店名:大牟田支店
  • 口座番号:(普通)3457909
  • 口座名:共創学会第6回年次大会 実行委員会 山内 泰

振込人名義は「参加者のご氏名(例:共創太郎)」にてお振り込みください.法人名・大学名にてお振り込みの場合,事前に共創学会第6回年次大会事務局までご連絡ください.

 

10.宿泊・関連イベントのご案内

10.1 宿泊について

12月2日,12月3日の宿泊について,会場近くとなる大牟田駅周辺のホテルの部屋数に限りがあるため,JTBと連携し,大牟田市内のニューガイアオームタガーデン,ニューロイヤルホテル大牟田の2つのホテルに,学会参加者用の部屋を確保しました.部屋数に限りがありますので,宿泊をご希望の方は,以下の宿泊・関連イベントに関する特設サイトより,お早めにお申し込みください.

なお,12月4日の宿泊をご希望の方は,特設サイトでの扱いがございません.お手数をお掛け致しますが,予約サイトやホテルサイト等より,別途ご予約頂く必要があります.

また,特設サイトで扱う2件のホテル以外の宿泊施設をご希望の場合にも,予約サイトやホテルサイト等より,各自でご予約ください.

10.2 エクスカーションについて

学会関連イベントとして,大牟田市の各所を巡るエクスカーション(スタディツアー)を学会参加者にご案内しています.エクスカーションに参加を希望される方は,以下の宿泊・関連イベントに関する特設サイトよりお申し込みください.

10.3 宿泊・関連イベントに関する特設サイトについて

宿泊およびエクスカーションにお申し込み頂くには,以下の「宿泊・関連イベントに関する特設サイト」よりお手続きください.なお,本特設サイトでは,大会の事前参加登録,参加費および懇親会費の支払いはできませんので,ご注意ください.

  • 特設サイト左下「はじめてご利用される方」の「次へ」をクリックすると予約画面に進みます
  • 通常のJTBアカウントをお持ちの方も,特設サイト用に新アカウントを作成する必要があります
  • 特設サイトを初めて使う際には「2.個人情報登録またはログイン」で「はじめてご利用される方」の「申込手続きに進む」を選択してください
  • 宿泊,エクスカーションに関する領収書は,特設サイト上で発行できるようになっています
  • 本特設サイトについてご不明な点がありましたら,「info@poniponi.or.jp」まで,件名「宿泊用特設サイトについて」にてお問合せください.問い合わせ先が,共創学会第6回年次大会事務局と異なりますのでご注意下さい
宿泊・関連イベントに関する特設サイト

 

 

11.実行委員会

実行委員長:山内泰(大牟田未来共創センター)
プログラム委員長:石井裕之(早稲田大学、株式会社Genics取締役)
プログラム委員:笹井一人(茨城大学),澤宏司(同志社大学),西洋子(東洋英和女学院大学),三宅博子(国立音楽大学),三輪洋靖(産業技術総合研究所),梅本政隆(地域創生Coデザイン研究所,大牟田未来共創センター),原口悠(大牟田未来共創センター),山内泰
出版担当:笹井一人 ,澤宏司,山内泰
広報担当:三輪洋靖,笹井一人,山内泰
財務担当:梅本政隆,石井裕之,三輪洋靖
会場担当:梅本政隆,原口悠,山内泰
大会事務局担当:梅本政隆,原口悠
アドバイザー:岡本誠(公立はこだて未来大学),西洋子

 

12.問い合わせ先

共創学会第6回年次大会 事務局
sfcc2022_info[at]nihon-kyousou.jp
※[at]を半角の@に変えてください.