第18回共創学研究会
「当事者としての共・創」
日時:2023年6月17日(土) 13:00~16:00
開催方式:オンライン
場所:オンライン配信 (zoomの接続情報は事前登録頂いたメールアドレスにお知らせします)
定員:80名程度
参加費:無料 (非会員の方も無料でご参加頂けます)
参加申し込み:本ページ下部の参加申し込みより「事前参加登録」をお願いします
趣旨:
「共創」は,時代的なキーワードとして大きな注目を集めています.大学をはじめ研究,教育機関の名称に「共創」の文字を目にすることは珍しくはなくなりました.また,共創=集団的創造といわれ,企業や行政,NPOなど,異なるセクターの人々が参加するプロジェクトでは必ずといってよいほど「共創」の文字が使われます.異質な人々が共同(協働)するだけで,新しい何かが創造されるといった期待があるからでしょうか.しかしながら,それらの共創における創造の動態については,いまだに何も明らかにされてはいません.要するに,共創の「共」のほうにばかりに目がいってしまい,「創」についてはほとんど語られてはいないのです.
そこで今回の研究会では,「共創」における「創」に焦点をあてることにします.「創」について考えるためには,徹底して,当事者としての視点を持つことが重要になります.その上で,「創」と「共」はどのような関係にあるのかを問い直したく思います.
研究会では,ジャーナル『共創学』に論文が掲載されています3名の方にお話しいただきます.天然知能から共創を読み解いておられる郡司ペギオ幸夫先生,脱創造という視座から創造的な制作活動をされている中村恭子先生,対話における共創について研究されている植野貴志子先生です.そののちに,講演者のみなさんと,この問題についての自由な討議を行いたいと思います.
研究会プログラム:
13:00 開会挨拶と趣旨説明 (司会進行:三輪敬之・澤宏司)
13:10 講演1「対話における共創:ストーリーを共に創る」
植野貴志子 (東京都市大学)
13:50 講演2「フーリエの無限小概念で考える共創」
中村恭子(大阪大学)
14:30 休憩
14:40 講演3「いかにして作家である「私」の当事者性は擁護されるか」
郡司ペギオ幸夫(早稲田大学)
15:20 自由討論「当事者となって世界をみる」
登壇者:植野貴志子・中村恭子・郡司ペギオ幸夫
司会:澤宏司・三輪敬之
16:00 閉会挨拶 澤宏司
参加申し込み:
以下の参加申込フォームより,2023年6月14日(水)17時までに事前参加登録をお願い致します.
オンライン配信アドレスは,参加申込フォームで登録していただいたメールアドレスにお知らせします.
問い合わせ先:
三輪敬之 (早稲田大学) miwa[at]waseda.jp
西 洋子 (東洋英和女学院大学) hiroko[at]toyoeiwa.ac.jp
[at]を半角の@に変えてください.