共創学会第5回年次大会「生まれつづける」 キーイメージ

共創学会第5回年次大会「生まれつづける」 

日時:2021年12月4日(土),5日(日)
場所:オンライン開催,特別企画は〈共創の現場〉からオンライン中継
主催:共創学会
*コロナウイルスの収束が見通せないため,今年の年次大会はオンラインで開催します.

What’s new
・無事に終了しました.ありがとうございました (2021/12/5)
大会プログラムを公開しました (2021/11/25)
インタラクティブ発表のグループ編成調査フォームをオープンしました (2021/10/8)
・予稿提出フォームをオープンしました (2021/10/8)
・参加申込フォームをオープンしました (2021/10/8)
・参加申込および参加費の支払い方法を更新しました (2021/10/8)
・大会フライヤーをアップしました(2021/8/22)
・大会の詳細が決まりました(2021/8/2)
・発表申込が始まりました(2021/8/2)
・年次大会のHPを公開しました(2021/6/4) 

 

1.大会テーマ:「生まれつづける」

共創の良いところは,共につくることによって共感と同時に学び合えることではないだろうか.共創に加わる人は,創るという行為を媒介として,他者や新しい状況に出会い,やりとりの中で他者やその背景を理解し,あるいはその場の中で自分自身を見つめ見直し柔軟に変化していくことになる.共創の活動は,継続的であり,常にあたらしい関係が「生まれつづける」営みと捉えることができる.

共創が「生まれつづける」過程に,明確な「始まり」や「終わり」はあるだろうか.会社の仕事では,目標やスケジュールが設定され,「始まり」と「終わり」がある.一方で,市民が行う社会の中の共創は,どうやって始まり,どうやって続いていくのだろう.ある思いを持つ人の投げかけに誰かが共感して動きだすこともあるだろう.皆の危機感が後押しして,動きだすこともあるだろう.このように,動き出した活動はなぜ継続していくのだろうか?残念ながら続かない活動もあるが,継続するものとしないものの違いは何か?あるいは継続しないことから学べることは?共創活動の「成果」としてのモノやコトに注目は集まりがちだが,共創の「始まり」から次第に共創が深化する過程で変容する人や集団の内面的な変化,支え合う仕組み,あるいは失敗することに学ぶことに着目することは,共創を理解する足がかりを得ることができるのではないだろうか.

第5回共創学会年次大会では,共創の「生まれつづける」営みに着目し議論してみたい.

 

2.プログラム構成

プログラムは,特別企画(①招待講演,②函館の共創活動),口頭発表,インタラクティブ発表で構成します.

大会プログラム(完成版)はこちら


第5回年次大会フライヤー

本大会のプログラム概要を紹介するフライヤーをご用意しました。
ダウンロードはこちらから→5thAnnualConference_Flyer


2.1
特別企画

特別企画は大会一日目に(1)招待講演,大会二日目に(2)共創活動の二つが企画されています.どちらも一般市民に公開される特別企画となっています.

(1)招待講演
12月4日(土)の午前に招待講演2件とパネル討論(discussant 1名)を行います.随時情報を更新していきます.

・招待講演者:深谷 宏治氏(料理人)

演題:「料理人にできること」
要旨:
函館発祥の飲み食べ歩きイベント「バル街」、さらにはスペイン・バスク地方の料理人たちの連帯から生まれた催し「世界料理学会」を国内に根づかせるなど、函館では料理人の手によるまちづくりが進行中です。参加店、参加者そして私たち主催者が共に楽しみ、旧市街地の街角に賑わい作り出すバル街は、イベントモデルとして各地から注目されてきました。料理人の立場で、これらの催しを創り出してきた約20年を振り返ります。


バル街


世界料理学会


バル街の店内

深谷宏治氏の写真

深谷宏治氏は,1975年渡欧しスペイン・バスク地方のサンセバスチャンで料理人ルイス・イリサール氏に師事した.のちに「新バスク料理の父」と称されるイリサール氏は深谷に「社会に対する料理人の役割」などを説いた.帰郷した深谷は函館市でレストランを営む傍ら,地元料理人の連携組織を立ち上げるなど,料理人による地域貢献を模索した. こうしたなかで深谷氏は,スペインバスク地方のバル(立ち飲み居酒屋)文化が盛んな地域と,函館の旧市街地(西部地区)との類似点などに着目し,生まれ故郷に一夜限りでもかつてのような賑わいが戻り市民が楽しめるものを作りたいとイベントを考案.料理人仲間やこの地区の町並み景観を愛する友人たちと共に運営組織をつくり,各飲食店に参加を呼びかけてバル街を実施した.これに参加した市民らの絶賛をもって半年後に再び開催.以後継続して実施し今日に至る.バル街は,グッドデザイン2017で「BEST100」及び「特別賞」を受賞.

主な著書:
『料理人にできること: 美食の聖地サンセバスチャンからの伝言』柴田書店 2019年
『スペイン料理 〈料理料理場料理人〉深谷宏治』柴田書店 2000年 他

Website
レストラン バスク https://vascu.com/intro_chef/index.html
函館のバル〈ラ・コンチャ〉 https://colocal.jp/odekake/103743.html
グッドデザイン2017 https://www.g-mark.org/award/describe/46066
サントリー地域文化賞 2019 https://www.suntory.co.jp/news/article/13544-2.html#hokkaido

 

・招待講演者:和田 雅昭氏(マリンIT研究者,公立はこだて未来大学教授)

演題:「みらい」の共創
要旨:
マリンITは2名の研究者と1名の漁業者でスタートした水産業における共創です。なかなか成果がみえず取り組みをつづけることに疑問を持ちはじめたとき、漁業者と目指したのは「いま」の共創ではなく、「みらい」の共創でした。次世代のための種まきです。みらいの景色に目を向けてみると不思議と発想が豊かになり、自らが楽しめるようになりました。そして、ひとりまたひとりと仲間が集うようになりました。今日もどこかで種がまかれています。それは、魔法の種かも知れませんね。この講演では「生まれつづける」マリンITの取り組みを紹介します。


留萌港 ここから始まった


バリ島 養殖施設(インドネシア)


バリ島の漁業者や研究者に囲まれて(インドネシア)

和田雅昭氏の写真

研究分野:マリンIT,スマート水産業

「次の世代のためにいまできること」をテーマに,水産業というフィールドで漁業者を含むステークホルダとの共創を実践している.共につくるのは10年後の社会とそれを実現するための仕組みやツール.今年度,新たに「澄んだ魚を食卓に届けるプロジェクト」をスタートした.これは,魚を獲る・育てるために排出するCO2を削減し,旬を楽しむ食卓への回帰を目指すもの.ワクワクする課題設定が,共創を後押しする.その他,学際的な仲間とともに,インドネシアでの共創にも取り組んでいる.

主な著書:
『マリンITの出帆 -舟に乗り海に出た研究者のお話-』,公立はこだて未来大学出版会 2015年 他

Website:
くらしごと https://kurashigoto.hokkaido.jp/life/20190819100000.php
未来コトハジメ https://project.nikkeibp.co.jp/mirakoto/atcl/food/h_vol61/
ビジネス+IT https://www.sbbit.jp/article/cont1/31946?page=2
IT漁業による地方創生(総務省) https://www.youtube.com/watch?v=X4rDPZraxPA
大学教授が挑む漁業革命(Gyoppy!) https://gyoppy.yahoo.co.jp/originals/25.html

受賞:
・第15回ドコモ・モバイル・サイエンス賞社会科学部門優秀賞(2016.10)
・地域情報化大賞2015総務大臣賞(2016.3)
・平成24年度北海道科学技術賞(2013.2) 他

 

Discussant:須永 剛司氏(デザイナー,公立はこだて未来大学特任教授,東京藝術大学名誉教授)

須永剛司氏の写真

GKデザインをへて筑波大学で認知科学に出会う.「人と道具の知的かかわり合い:わかる形のデザイン」研究を展開.学術博士.1989年より多摩美術大学と日本デザイン学会を拠点に,ソフトウエアデザインのための「わかること」のデザイン教育プログラムを開発.客員で学んだ米スタンフォード大学HCIプログラムに力をもらい,1998年情報デザイン学科を多摩美術大学につくる.2012年からヘルシンキ通でAalto大学のアドバイザリーボードを務め,欧州の巨匠たちと出会う.2013年から京都大学デザインスクール通い.2015年に異動した東京藝術大学を味わって定年.現在,コロナで函館に通えず.放送大学の教科書づくりでへとへと.社会を形づくるデザインと,行うことと知ることを合わせもつ学術としてのデザイン学を探究中.

主な著書:
『デザインの知恵:情報デザインから社会のかたちづくりへ』フィルムアート社 2019年
『情報デザイン』グラフィック社,共著,2002年
『情報とメディア-現代の教育8』岩波書店,共著,1998年
『新工学③ 技術知の射程』東京大学出版会,共著,1997年 他

 

(2) 函館の共創活動
第11回共創学研究会(2021年3月)は,函館市の3つの共創的な活動を取り上げ,「共創のまちを共創する」をテーマに,オンライン・ワークショップを行いました.このワークショップは,共創学会会員が函館市民のリアルな活動に加わり, 共創を行うワークショップでした.下記(1)~(3)の3つの共創的な活動は,コロナの影響を受けながらも,その後も継続して活動をしています.12月5日午後の年次大会でこれらの共創活動が「生まれつづける」様子を報告する予定です.

函館の共創活動
1)共創ワークショプA: 共創のまちをつくる仕掛けをつくる
共創ワークショプA: 共創のまちをつくる仕掛けをつくる

2)共創ワークショプB: 障害者と健常者が共奏する暮らしや活動をつくる
共創ワークショプB: 障害者と健常者が共奏する暮らしや活動をつくる 

3)共創ワークショプC: 集合住宅と地域が連携する住まい方をつくる(暮らしのエコシステム)
共創ワークショプC: 集合住宅と地域が連携する住まい方をつくる(暮らしのエコシステム)

参考:第11回共創学研究会「共創のまちを共創する」ワークショップ

 

.2 口頭発表

各セッションに一つの会議URLを事前に割り当て,会議参加者に開示します.座長がそのURLのホストとなります.発表者がプレゼン資料を画面共有する形で研究を紹介した後,質疑応答の時間に移行します.各口頭発表は〈発表15分・質疑応答10分〉で進行します.質疑応答の場は座長が取り仕切ります.

口頭発表の発表申し込みでは,研究内容と大会テーマ「生まれつづける」の関係が示されることを期待します.

<「振り返り」時間の狙い>
本大会では, 口頭発表の時間が3つあります. 3つとも最後の発表の後に20分程度の「振り返り」時間を設けました.
学会を対面でおこなっていた頃は, グループの発表を一通り終えた後に、聴講者が発表者のところに集まって、質疑応答では聞けなかった問いをぶつけるような風景がありました.
各発表ごとに質疑応答はありますが, 他の発表内容が, 前の発表内容に関連して, 新たに問いが生まれることもあるかもしれません. あるいはグループ全体で, 一貫した思考や, 共通する問いが生まれることもあると思います. グループ内の発表をまとめて振り返りながら, これらの問いを深めていく時間として, 「振り返り」を設定しました。

 

.3 インタラクティブ発表

2020年度のインタラクティブ発表では,初のオンライン開催となり,議論したい発表者同士が集まって互いの知見を深めあう発表の場・ラウンドテーブルセッション(RTセッション type1)と,発表者が議論したいファシリテータを選ぶラウンドテーブルセッション(RTセッション type2)の2部構成を企画開催し,活発な学術交流がおこなわれました.昨年度の発表形式を発展させ,2021年度のインタラクティブ発表は,発表者も参加者も学会という出会いのなかで,気軽に研究を議論する場として楽屋セッションを新たに生み出し,RTセッション type1(以降,RTセッション)と組み合わせた2段階構成で実施します.

本番前の「楽屋話」という言葉があるように,楽屋は気軽に雑談しながら互いの人柄を知り,打ち解けられる本番前の貴重な対話空間です.このような楽屋セッションを経て,RTセッションの対話を愉しんでほしいという願いからこのような形式を企画しました.今年のインタラクティブ発表は,発表者と参加者が,その場の出会いのなかで互いを知り, 語りあう関係を生み,自分自身の問いを見つめなおす対話の場づくりを目指しています.

(1)楽屋セッション(全発表者による1分間トーク&雑談タイム)(約40分)
楽屋セッションはRTセッションに入る前に全発表者らが集まって研究紹介(一人1分間トーク)を行います.この楽屋セッションは,事前の希望調査に基づいて編成されたRTセッションの発表者グループ単位で進行します.雑談タイムで, 発表者の要望やグループ分けの経緯,見どころを雑談します.聴講参加者は各RTセッションのグループメンバーの顔ぶれと研究概要,関連性を一覧し,この間に次に続くRTセッションで対話したい発表者やグループの目星をつけておきます.

(2)RTセッション 2020年度RTセッションtype1相当)(約90分)
各発表者グループにはファシリテータ1名と発表者4~5名がおり,そこに聴講参加者も加わって研究について対話するのがRTセッションです.最初にグループ内の各発表者による5分間トークが行われます.聴講参加者は,1つのRTセッションにじっくり腰を据えて議論に加わるのもよし, 複数のRTセッションをハシゴして聴き歩くのもよしと,参加者の関心に応じて各グループで展開される〈共創の知の掛けあい〉を愉しみます.

 

インタラクティブ発表の流れ

(1)楽屋セッション(約40分):〈1分間トーク&雑談タイム〉

  • ① 参加方法の説明:最初にプログラム委員よりセッションの参加方法と, RTセッションのグループ編成についての説明があります.
  • 1分で話す:発表者は,研究の概要や研究の問いなどを1分で話してください.1分間トークの発表資料は事前に提出された(11/26(金)締切)PDF資料を事務局が投影します.
  • ③ 雑談する:〈雑談〉により発表内容やグループの特色を知る.

(2)RTセッション(約90分):〈5分間トーク〉+〈ディスカッション〉

  • ④ 移動する:各発表者グループ(著者4~5名+ファシリテータ1名)は指定されたブレイクアウトルームに移動します.聴講者も興味関心のあるグループに移動します.
  • 5分で話す:ファシリテータの進行のもと,各発表者の研究概要を5分で話します.
  • ⑥ 対話する:グループメンバーと聴講者はそれぞれの発表者が取り組む研究の「問い」と「知見」を学び,互いの共創を深堀する思索的な対話を開始します.
図1.インタラクティブ発表_当日の流れについて

図1.インタラクティブ発表_当日の流れについて

※一部運営方法を変更する場合があります.予めご了承ください.

 

インタラクティブ発表当日までの準備について【発表者用】

インタラクティブ発表の受諾可否は9月21日(火)にお知らせします.発表者となった著者は,参加に向けて次の準備をしてください.

図2.インタラクティブ発表_参加の準備について

図2.インタラクティブ発表_参加の準備について

(1)セッション相手の希望調査
10月8日~10月29日の期間にRTセッションのグループ編成希望調査をおこないます.発表者は事前に他者の発表要旨(800字)に目を通し,一緒に組みたい相手(発表者)の希望を以下のインタラクティブ発表のグループ編成調査フォームに記入して提出してください.フォームには組みたい相手を選んだ「理由」の記入欄があります.回答いただく選定理由を参考に,ファシリテータが大会当日の楽屋セッションの場作りをします.

発表グループ編成は,発表者の希望調査をもとに,大会委員会のほうで決定します.

インタラクティブ発表のグループ編成調査フォーム

※インタラクティブ発表のグループ編成調査は締め切りました

 

(2)1分間トークPDF資料の準備(要提出)
楽屋セッション用1分間トークのPDF資料を準備ください.資料はPDFで作成し,11月26日(金)までに指定の方法で提出してください.提出方法は受諾通知後に連絡します.

(3)5分間トーク発表資料の準備(提出不要)
RTセッションにて発表する5分間トークの発表資料を各自で準備ください.発表資料のデータ提出はありません.セッション当日,発表者各自に画面共有して発表いただきます

 

2.4 日程の概要

 

第1日目 2021年12月4日(土)
午前 9:45 – 9:55 1. 開会挨拶
9:55 – 12:00 2. 特別企画:招待講演 (30分×2名)及びパネル討論(60分)
休憩 12:00 – 13:00 ランチ休憩
午後 13:00 – 15:05 3. 口頭発表1_パラレルセッション(口頭発表1-1 / 1-2)
15:20 – 16:30 4. インタラクティブ発表:楽屋セッション
(1分間トーク&雑談)
16:50 – 18:20 5. インタラクティブ発表:RTセッション
(5分間トーク+グループディスカッション)
  18:20 – 18:30 6. 終了の挨拶
第2日目 2021年12月5日(日)
  9:30 – 9:40 7. 開始の挨拶
午前 9:45 – 11:25 8. 口頭発表2_パラレルセッション(口頭発表2-1 / 2-2)
11:30 – 12:00 総会
休憩 12:00 – 13:00 ランチ休憩
午後 13:00 – 14:40 9. 特別企画:函館の共創活動
15:00 – 17:05 10. 口頭発表3_パラレルセッション(口頭発表3-1 / 3-2)
17:10 – 17:30 11. 閉会挨拶

 

3.重要な日程

時期 事項
6月4日(金) ・大会概要のお知らせ
7月9日(金)
→ 8月2日(月)
・大会HPの更新
・発表申込受付開始
9月3日(金)
→ 9月10日(金)
締め切りました
・発表申込締切(タイトル/発表要旨(800字)提出,口頭もしくはインタラクティブ発表を選択)
9月21日(火) ・発表者への受諾の可否(発表形式,発表番号決定)
・発表者に予稿原稿の執筆依頼
10月8日(金) ・参加申込の受付開始(発表者/聴講者/一般)
・参加費振込の受付開始(発表者/聴講者)
・インタラクティブ発表者向け発表要旨集の配布
・インタラクティブ発表・グループ編成希望調査開始
10月8日(金)~29(金) ・インタラクティブ発表・グループ編成希望調査期間
10月29日(金)
締め切りました
・予稿原稿の締切 
・参加申込の締切(発表者) 
・参加費振込の締切(発表者)
・インタラクティブ発表・グループ編成希望調査締切
11月20日頃 ・プログラム公開
11月24日(水) ・参加申込の締切(聴講者/一般)
・参加費振込の締切(聴講者)
11月26日(金) ・インタラクティブ発表用〈1分間トーク〉PDF提出締切
11月29日(月)頃 ・Zoomアドレスの発行
12月3日(金) ・予稿集の公開
12月4日(土),12月5日(日) ・第5回年次大会開催

*「参加費振込」または「参加申込(「一般」)」が完了した方に,年次大会のZoomアドレスを発行します. 発行日以降にZoomアドレスの案内メールが届いていない場合は,事務局までお問い合わせください.

 

4. 発表申込【発表希望者用】

口頭発表・インタラクティブ発表ともに,発表ご希望の方は,以下(1)~(5)を発表申し込みフォームに記入し,2021年8月2日から9月10日までの期間に提出してください.発表者(著者)のうち1名以上は学会員であることが必要です.
※発表申し込みは締め切りました

・申込フォーム記入項目
(1)発表タイトル
(2)著者氏名・所属・メールアドレス・(会員番号)
(3)発表要旨(800字以下):口頭発表の申請では,研究内容と大会テーマ「生まれつづける」の関係が示されることを期待します.
(4)キーワード:以下の〈例〉を参考にキーワードを5つご記述ください(〈例〉に無い場合には自由記述可).「対象」「分野」「方法」の各カテゴリーから1つ以上を記述するのが望ましいですが,難しい場合はそれにとらわれる必要はありません.
 〈例〉
  対象:表現,コミュニケーション,ファシリテーション,コミュニティ,デザイン,計測,調査,分析,製作,マイノリティ/マジョリティなど
  分野:社会,生活,科学,技術,アート,言語,心理,ケア,法,行政,教育,スポーツ,医療など
  方法:量的研究,質的研究,理論研究,臨床研究,実践研究,開発研究など
(5)発表形式(口頭発表/インタラクティブ発表/どちらでも良い)

  • 発表申込開始:2021年8月2日(月)
  • 発表申込締切:2021年9月10日(金)
  • 発表申込記入フォーム:締め切りました
  • 発表受諾の可否通知:2021年9月21日(火)

 

5. 予稿原稿提出【発表者用】

(1)予稿締切:1029日(金)
9月21日(火)に受諾可否について通知する予定です.発表可となった申込者は10月29日(金)までに予稿を以下の予稿提出フォームからPDF形式で提出してください(フォームにアクセスするためにはGoogleアカウントが必要となります).

予稿提出フォーム

※予稿原稿提出は締め切りました

(2)発表番号について
予稿原稿提出時に必要な情報のひとつとして「発表番号」があります.「発表の受諾」のお知らせ(9月21日(火)予定)の際に「発表番号」をお知らせします.

(3)テンプレート
予稿執筆にあたっては,学会のテンプレート(https://nihon-kyousou.jp/sfcc2021/sfcc2021_template.docx)を利用し,その執筆要領に従ってください.

(4)要旨
予稿の要旨としては,発表申込時にお書きいただいた800文字以内の発表要旨をそのまま利用するのではなく,300文字(学会テンプレートに記載あり)に短縮したものを改めてお書きいただきますようお願い致します.

なお,各予稿の要旨などを掲載した抄録集は,オンライン開催であることから今年は作成致しません.

(5)予稿集
予稿集のPDFは12月3日(金)に公開予定.

 

6.参加申込および参加振込について【発表者・聴講者・一般参加者】

期日までに参加申込と参加費振込をお願いします.

全ての参加者の参加申込および参加費振込開始日は108日(金)です.発表者と参加者(聴講・一般)によって締切日が異なりますので,よく確認して指定の期間内に手続きを進めてください.

【参加申し込み】

以下の参加申込フォームから参加登録をお願いします.参加区分はこの下にある区分表をご確認ください.

参加申込フォーム

※参加申し込みは締め切りました

 

【参加費のお支払い】

支払い方法としてクレジットカード払い,口座振込の2種類を用意しております.いずれかの方法にてお支払いください.

(1)クレジットカード払いの場合

クレジットカードで支払いをされる方は,以下の参加費区分で該当する区分にある「支払い」ボタンをクリックして,決済ページに進んで下さい.ROBOT PAYMENT株式会社の決済代行サービスを使用しています.同社の決済ページに移動しますので,画面に従って必要事項(註1)を入力してください.

クレジットカード会社発行の明細書をもって,領収書の代わりとさせて頂いております.別途,領収書が必要な場合は,共創学会第5回年次大会事務局までお問い合わせ下さい.ご入金を確認後,また第5回年次大会後に領収書を発行いたします.

(註1)非会員の方は会員番号に「0」を入力してください.

(2)口座振込の場合(※振込手数料はご負担をお願いいたします。)

口座振込で支払いをされる方は,以下の口座へ参加費をお振り込み下さい.振込手数料はご参加者様にてご負担頂きますようお願いいたします.

  • ゆうちょ銀行からお振込みの場合
    • 記号: 00110
    • 番号:0452216
    • 加入者名:共創学会第5回年次大会実行委員会
  • ゆうちょ銀行以外の金融機関からお振込みの場合
    • 銀行名:ゆうちょ銀行
    • 店名:〇一九支店(019)
    • 預金種目:当座
    • 口座番号: 0452216
    • 口座名:共創学会第5回年次大会実行委員会

振込人名義は「参加者のご氏名(例:共創太郎)」にてお振り込みください.法人名・大学名にてお振り込みの場合,事前に共創学会第5回年次大会事務局までご連絡ください.

金融機関にて発行される振込控をもって,領収書の代わりとさせて頂いております.別途,領収書が必要な場合は,共創学会第5回年次大会事務局までお問い合わせ下さい.ご入金を確認後,また第5回年次大会後に領収書を発行いたします.

区分 参加費 参加申込・参加費支払いの期限 クレジットカードによる支払い
発表者 正会員 3,000円 10月29日(金) 終了しました
準会員(学生など) 2,000円 終了しました
非会員(註2)
(正会員相当) 
4,000円 終了しました
非会員(註2)
(準会員相当,学生など)
3,000円 終了しました
聴講者 正会員 3,000円 11月24日(水) 終了しました
準会員(学生など) 2,000円 終了しました
非会員(註2)
(正会員相当) 
4,000円 終了しました
非会員(註2)
(準会員相当,学生など)
3,000円 終了しました
一般
(註3)
特別企画(招待講演と函館の共創活動)のみ参加可能 無料 11月24日(水) 不要

 

註2:非会員が発表者となる場合でも,共著者の中に一人以上の正会員がいることが発表条件となっています.

註3:市民向けに「一般」の区分を設け,参加費を無料とします.この区分は,特別企画(招待講演と函館の共創活動)のみ参加可能です.

 

7.実行委員会

  • 実行委員長:岡本誠(公立はこだて未来大学)
  • 副実行委員長:原田泰(公立はこだて未来大学),伊藤精英(公立はこだて未来大学)
  • アドバイザー:須永剛司(東京藝術大学名誉教授,公立はこだて未来大学特任教授),諏訪正樹(慶應義塾大学),藤井晴行(東京工業大学)
  • 特別企画担当委員:
     Aチーム:福田大年(札幌市立大学),横溝賢(札幌市立大学)
     Bチーム:伊藤精英,原田泰,刑部育子(お茶の水女子大学)
     Cチーム:藤井晴行, 安井重哉(公立はこだて未来大学)
  • プログラム委員:横溝賢,福田大年,三輪洋靖(産業技術総合研究所),石井裕之(早稲田大学),刑部育子,小早川 真衣子(千葉工業大学),山内泰(大牟田未来共創センター),伊藤精英,安井重哉, 坂井田瑠衣(公立はこだて未来大学)
  • 会場及びネットワーク担当委員:安井重哉,坂井田瑠衣,石井裕之,三輪洋靖
  • 広報担当委員:横溝賢,原田泰,伊藤精英【情報保障】
  • 会計担当委員:刑部育子,坂井田瑠衣
  • メインビジュアル制作:谷口風太(札幌市立大学 学生)

 

8.問い合わせ先
共創学会第5回年次大会 事務局
sfcc2021_info[at]nihon-kyousou.jp
※[at]を半角の@に変えてください.
大会参加・発表参加にお手伝いが必要なかたは、お気軽に上記メールアドレス宛にご連絡ください。

 

*メインビジュアル制作者のメッセージ(札幌市立大学 2年 谷口風太さん)
誰かと誰かの活動によってその間に無数のアイデアが生まれ,それ同士が融合したり新しいものに発展していく様子を描いています.手を合わせた2人の頭から出てきた丸や花が融合し様々なものが生まれています.また下の3人は左から,「考える人」「形にする人」「指示する人」を表しており,多様な人同士の関わり合いによってこうした「生まれつづける」サイクルができていくのではと考え描いていきました. オンライン開催ではこうした実際のふれあいは叶いませんが,心の中では手と手と取り合って活動していきたいという願いも込めました.